今回の【おうちでレシピ】は???
『フレジェの作り方』です。
・・・ご存じでしょうか?
フランスには「苺のショートケーキ」がないことを。
なんと!「苺のショートケーキ」は日本で生まれたお菓子なんですよ。
その元となったケーキが、今回紹介する『フレジェ』なんです。
苺の華やかさ全開のかわいらしい見た目と、カスタード+バタークリームを合わせた濃厚なクリーム「クレームムースリーヌ」は苺と相性抜群でくちどけもよく最高です。
作るのは、ちょっと大変かもしれませんが、頑張って作る価値のある美味しいケーキです。
では、レシピを紹介しますね。
ちなみに、
フレジェのレシピ
ジェノワーズ(スポンジ)4号1台
- 全卵 60g
- グラニュー糖 50g
- 薄力粉 40g
- (a)バター 1g
- (a)牛乳 15g
カスタードクリーム
- 牛乳 100g
- 卵黄 24g
- グラニュー糖 18g
- 薄力粉 4g
- 片栗粉 4g
- バニラオイル 少々
バタークリーム
- グラニュー糖 65g
- 水 25g
- 卵白 35g
- バター 100g
ナパージュ
- 苺ピューレ 40g
- ナパージュヌートル 80g
シロップ
- 水 10g
- グラニュー糖 10g
- 苺ピューレ 15g
組み立て(仕上げ)
- いちご 20粒くらい(Mサイズ1パック)
- アラザン 適量
- 苺のフリーズドライ 適量
- オーブンを180度で余熱しておく(スポンジ用)
https://sirokuroleon.com/%e8%aa%b0%e3%81%a7%e3%82%82%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%81%ae%e7%84%bc%e3%81%8d%e6%96%b9%ef%bd%9e%e5%a4%a7%e5%88%87%e3%81%aa%ef%bc%95%e3%81%a4%e3%81%ae%e3%83%9d/
フレジェの作り方
ジェノワーズの作り方
- フライパンで湯煎をつくり、(a)バター・牛乳を温めます。
-
バター・牛乳が溶けたら湯煎から外し、湯煎を沸騰させ火を止めて、ふきんをいれます。温度計る必要はないです。
- 卵にグラニュー糖をいれ②の湯煎に入れがら混ぜます。

-
ハンドミキサーのトップスピード(目盛りの最大速度)で3~4分泡立てます。生地が白っぽくなり、ふわっとして、しわのような模様ができるようになります。

-
ハンドミキサーの速度を下げて5分ほど混ぜます。(トップスピードが5の場合3に下げる、トップが3の場合は2に下げる)


- ⑤を湯煎からおろし、バターをいれて温めておきます。
-
薄力粉の1/3を生地の全体にちらします。底からすくうようにゴムベラで15回混ぜます。


- 同じ作業を計3回くりかえし、薄力粉を混ぜ合わせます。
- 牛乳バターを湯煎からおろし、⑧の生地を少量いれ混ぜます


- ⑨の生地を戻して薄力粉を混ぜた時のように15回ほど合わせます。
- 4号2台に均等に生地をわけ、オーブンで25分焼きます。
-
オーブンから出したら、指で軽く押してみてください。写真のように指のあとが付かなければOK。もし、指のおしたあとが残るようなら+2~3分焼きましょう。
- スポンジが焼けたら、2~3回テーブルに叩きつけてください。
- 型から外して、ケーキクーラーで冷まして完成です。
カスタードクリームの作り方
- 卵黄にグラニュー糖の半分とバニラオイルを入れて混ぜます。

- 薄力粉と片栗粉をふるっていれ、粉気がなくなるまでしっかり混ぜます。


- 牛乳を鍋に入れ、残りのグラニュー糖をいれ沸かします。


- ③の1/3くらいを混ぜながら卵黄にいれ、混ざったら鍋に入れ混ぜます。

- 中火にかけながらホイッパーで混ぜます。全体にツヤがでてドロッとしてきたら完成です。


- トレイに薄く流してピタッとラップをします。粗熱が取れたら冷蔵庫にいれて1晩おきます。

バタークリームの作り方
- イタリアンメレンゲを作る作業です。バタークリーム用の卵白を角が立つ手前まで軽く泡立てます。

- グラニュー糖と水を沸かしアメを作ります。

- ブクブクしていた泡がアメのようにねっとりしてきたら、水の中に一滴たらし指で丸い玉が作れたらOK。(ゆっくりしているとアメが煮詰まるので急ぎましょう)


- メレンゲを最高速度で泡立てながらアメを少しづつ垂らして全部いれます。


- そのまま中速で泡立て続け、体温くらいまで温度を下げます。


- 常温に出しておいたバターを少しづつ加えて、ミキサーで混ぜていきます。


ナパージュの作り方
- 苺のヘタを取り、ミキサーで苺のピューレを作ります。

- 苺のピューレを裏ごします。

- ②とナパージュヌートルを混ぜて完成です。


シロップの作り方
- グラニュー糖と水を沸騰させます。


- 苺のピューレとシロップを合わせたら完成です。

組み立て(仕上げ)
- スポンジ底の固い(焼けた)部分を取り、1cm厚で2枚スライスします。


- 飾り用にキレイな苺を4個選び、残りはサンド用、4~5個は半分にします。


- カスタードクリームを裏ごしします。


- バタークリームとカスタードクリームを100g:100gで混ぜます。


- セルクル(型)にスポンジをはめ、シロップを塗ります。


- ④のクリームを薄く底に絞り、半割の苺をセルクルに押し付けるようにおき、残りで隙間をうめるように入れます。


- 苺の間にクリームを絞り、スポンジで蓋をします。


- シロップを塗ったら、クリームを薄く塗りラップをして1時間ほど冷蔵庫で休ませます。


- ナパージュを表面に塗ります。


- バーナーで軽く周りを温めてセルクルを取り外します。

- 苺やアラザンをお好みで飾ったら完成です。

ひとこと
今回は『フレジェ』のレシピ紹介でした。
フレジェは工程が多いので作るのは大変ですが、苦労に見合った美味しいケーキです。
クレームムースリーヌのバタークリームとカスタードクリームの割合を変えても味や触感が変わるので是非試してみてください。