こんな悩みや疑問をもっている方に読んでほしい記事です。
パティシエは一般の方より多く甘いもの・カロリーが高いものを食べます
- 毎朝商品の出来上がり確認
- 新商品開発の試食
- クリームの甘さチェック
などなど、甘いものを食べまくっています。
ですが、僕の体格は身長170cm、体重は58㎏(±2)をほぼ10年キープしています。(現在も)
ダイエットするよりも、太らないように気を付ける方が楽ですからね。
習慣に気を付けて、美味しくケーキを食べましょう。
太らないための3つの習慣

パティシエ生活10年の中で太らないように気を付けていた3つの習慣は次の通りです。
- 食事はおなかが減ってから食べる
- 食べる順番を気を付ける
- 午後8時以降はなにも食べない
順番に説明していきます。
食事はおなかが減ってから食べる

食事は『ぐ~』っとお腹が減ってから食べましょう
それにはとっても大切な理由が2つあります。
お腹が減ってから食事をする理由
- デトックス効果
- 食べすぎ防止
この2つ効果があるからです。
お腹が減っている状態でいると、体は古い細胞やたんぱく質などを掃除するデトックス効果を発揮します。
逆に、いつもおやつを食べてお腹が減らない状態だと体の中の「いらないもの」が溜まっていきどんどん不健康になります。
食べる仕事だとムズカシイかもしれませんが、試食など食べる時間は集中させて食事までにお腹が減るようにする工夫をしていくと良いですね。
午後8時以降はなにも食べない

太るのを回避するために午後8時以降に食べません。
理由は次の2つです。
- 胃もたれを避けるため
- 太りやすい時間をさけるため
順番に説明しますね。
夕食を食べてすぐ寝ると翌朝、胃もたれをしやすいです。
夜間は食物の消化・吸収に使われる消化酵素が減少するため、
消化しきれなかった食物が胃に残り健康面にも悪影響がでてしまう。
食後2~3時間は空けてから寝る方が良いので、午後8時以降は食事をしません。
そしてもう一つ、
午後8時~午前4時までは、体がエネルギーを吸収する時間です。
つまり、その時間に食べれば太りやすいということ
特に炭水化物(米やパンなど)は吸収しやすいので夜は特に少なめな方がいいですね。
逆に野菜などの食物繊維を多めにとると翌日のお通じが良くなります。
食べる順番を気を付ける

食べる順番には気を付けた方が良いです。
鳥の唐揚げやご飯などから食べると特に太りやすい。
最初に食べるのは、サラダやみそ汁などからが良いです。
お腹が減った状態で脂っこいものやご飯などの炭水化物をとると体がガッツリ吸収して血糖値が急上昇します。
血糖値が急激に上がると体からインスリンが分泌され、血糖値を下げようとしてくれます。
インスリンは別名「老化ホルモン」と呼ばれ、体に悪さをするのでなるべくインスリンの分泌を抑える食べ方をしているというわけです。
血糖値の急激な上昇は
- 糖尿病
- 動脈硬化
など、ガチな病気にかかりやすくなるので日頃から気を付けた方がいいですね。
仕事のときにしていた工夫
冒頭で書いたようにパティシエは甘いものを食べる機会が多いです。
それでも仕事なので食べるんですが、その機会をなるべく減らす工夫はしていました。
試食のときなどは、一口食べて味を確認したら吐き出す。
それに、お腹がいっぱいになると味覚が狂うのでソレを避けるためでもありました。
そしてもう一つは
バイトの子を生贄にすることです。
お菓子屋で働きたい子はほぼ甘いものが好きなので喜んで試食品を食べてくれます。
プロとしても、お客さんに近いバイトの子の感想はリアルでとても参考になるメリットもあります
・・・
まぁ、一緒に働く女の子は幸か不幸か必ず数キログラム太りますけどね
まとめ
ケーキを美味しく気持ちよく食べるために、日ごろから太らない習慣をつけましょう。
- 食事はおなかが減ってから食べる
- 食べる順番を気を付ける
- 午後8時以降はなにも食べない
以上の3つでした。
初めて働いた店のパティシエさんはふくよかな方でしたが、昔はメッチャ痩せてたんですよね。
ソレを見た時、『絶対太りたくねぇ』って思ったの覚えてます。
と同時に誰でも太れるんだなって思いましたw
太ってから痩せるより、太らないようにした方が人生楽だと思うので今回の記事を参考にして頂けたら良いかなと思います。