こちらの記事↓で、パティシエがつまらなくなったことについて書いてみました。

パティシエって、イヤなことしかないと思われても困るので、パティシエ業界はいろいろ大変なこともありますけど、楽しいこと・嬉しかったこともありますよ~といった記事になっています。
よかったら最後まで読んでいってください。
パティシエやっていて良かった3つの話

僕のパティシエやっていてよかったと思う瞬間は『美味しかった』と言ってもらえた時です。
中でも印象的だった3つがコチラ
- 同僚のパートさんから聞いた話
- フランス人旅行客の話
- とあるお店を辞めるときの話
美味しいといってもらえることは多々ありましたが、伝わり方で心に残るんだなと感じました。
短い話となってますので、サクッと読んでいってください。
同僚のパートさんから聞いた話

クリスマスが終わった後に、同僚のパートさんから『プラリネショコラ』というケーキを大絶賛されました。
なんでも、普段ケーキを食べない旦那さんが1カット食べて「こんなにうまいチョコレートケーキ食べたことないよ」と言ってくれたそうです。
その年のクリスマスケーキは5種類作りましたが、特にプラリネショコラは自分でいろいろ考えて何回も試作して、飾りも既製品は使わずに手作りしたケーキでした。
そんな苦労してできたケーキだったので「美味しい」と言ってもらえたことがいつもより嬉しかったのをよく覚えています。
努力が結果に結びついたことは心に残りますね。
フランス人旅行客の話

とある観光地のお土産コーナーに隣接してるお菓子屋で販売していたころの話です。
たまたま僕が販売をしているとき、1人のイケメン高身長フランス人がシュークリームを1個買って食べながら奥の施設に入っていきました。
「旅行かな~(日本を楽しんでね~)」と見送り、1時間くらいたったころ・・・
先ほどのフランス人が帰りにも寄ってくれて、シュークリームを10個欲しいとのこと、
「旅行じゃない?こんなに買って大丈夫かな?」と思いつつもカタコトの言葉しか通じないので細かいことは聞けず・・・商品を渡しました。
その時、めっちゃ笑顔で『アリガトウ』と言われた瞬間、あっこれ大丈夫だ!と不安がなくなったと同時に喜びがこみ上げてきました。
本場のフランス人に認められたんだと勝手に感じておりました(笑)
とあるお店を閉めるときの話

その時のお店では、保険会社の局長さんが部下の誕生日ケーキを予約してくれてました。
お店では売っていない特別製のケーキを毎月〇個予約といった感じです。
そういった仕事もありながら経営不振でお店は閉めることになりました。
その局長さんがお店を閉めるとき、「次はどこのお店で働くんですか?独立ですか?もし近くでしたらまたお願いできませんか?」とガッツリいろいろお願いされたのを今でも覚えています。
残念ながらご縁がなく、仕事が途切れてしまったものの、自分の作ったお菓子を求めてもらえるのはありがたいと感じました。
その他にも、
- こだわりの卵屋さんから「また、うちの卵を使ってよ。」
- 商社さんから「材料のお手伝いしますので、いっしょに仕事しましょう」
- お客さんから「ここが無くなったら、どこで買えばいいんだよ!!」
ケーキの味以外にも、材料を上手に使ってくれてることや仕事のやり方を認められたようで、社交辞令か?と感じつつも嬉しかったです。
こうゆう感謝をいつももって仕事をしていきたいと思った話でした。
ひとこと

今回は、僕がパティシエをいていてうれしかった話でした。
パティシエには大変なこと、辛いこと、苦しいこと、貧しいこと、地獄のクリスマス、地獄の後のスイーツおせち、休む暇なくバレンタイン、なぜか売れるホワイトデー・・・
おっと、イカン・・・止まらなくなっちまう!!
まぁ、いろいろありますけど嬉しいこと・楽しいこともたくさんあります。
やっぱり自分の作ったものを喜んでもらえる仕事というのはいいものですね。
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