こんな悩みを持っている方へ読んでもらいたい記事です。
この記事に興味を持った方と同じように、いつパティシエを辞めようか悩みながら仕事をしていました。
その結果、2021年にパティシエを辞めて、転職サイトの『doda』さんから食品会社への転職を成功させました。
今回の記事では、僕の転職活動の体験談として、
- パティシエから転職した労働条件の変化
- 転職後の良かった点・わるかった点
- 失敗しないパティシエからの転職法
などを書いていきますので、よかったら参考にしてください。
パティシエから転職したいけど、どうすればいいか?転職失敗しそうで怖い・・と感じている方の背中を押せればうれしいです。
ぜひ最後まで読んでいってください。

パティシエから転職した労働条件の変化

パティシエから転職して労働条件は大きく改善されました。
転職前の環境
- 年収350万
- 賞与なし
- 年間休日100?くらい(忙しい月は減るので・・)
- 残業月4~50時間?(クリスマス除く)
- クリスマスなぞ滅びればいい…
転職後の環境
- 年収400万
- 賞与あり
- 年間休日118日
- 残業月10時間以下
- クリスマスは街が華やかだね♡
といったように変化しました。
以前もパティシエとしてはまだマシな労働条件だったと思いますが、それでも時給換算1300円くらいだったので派遣の方がマシかも・・・と思う時期もありました。
休みや給料がすべてではないので、絶対転職した方がいい!!とは言いませんが、今に不満を感じているなら転職を考えた方がいいと思います。

転職後のよかった点・わるかった点

先ほど、労働条件が改善され「転職最高!」「パティシエなんてクソくらえじゃ!」みたいな空気を出していましたが・・・
もちろん仕事である以上いいことばかりじゃありません。
転職後の良い点
- 労働環境の改善
- プライベートの時間が増えた
- メンタル面に大きなゆとりができた
転職後の悪い点
- 仕事にパティシエほどのやりがいがない
- 仕事のできない(働かないおじさん)社員がちょいちょいいる
- 毎日、同じルーティーンワークであきる
などです。
悪い点のメインはパティシエ業界と比べて働かない人がいることですね。
パティシエ業界は、練習・努力が当たり前の世界なので仕事ができない人は少なかった(辞めていくから)ですね。
逆に、サラリーマンは仕事ができなくても周りがなんとかして会社がまわるので、努力しない人ができやすい環境です。(もちろん全ての会社がそうではありませんが・・)
パティシエからの失敗しない転職法

実際にパティシエからサラリーマンへの転職した方法を書いていきます。
『失敗しないパティシエからの転職法』は
- 転職サイトを利用してプロに相談する
- 転職には時間をかける(3カ月以上)
- ハズレ転職エージェントに注意する
では、順番に説明していきます。
転職サイトに登録してプロに相談する
パティシエがお菓子に詳しいように、転職に詳しいのは転職サイトのエージェント(プロ)です。
自分で、あれこれ調べるよりもプロに相談した方が絶対に早いし、良い結果になります。
転職エージェントに相談するメリット
- 登録すれば就職先を提案してくれる
- プロしか知らない情報をもっている
- 履歴書・職務経歴書の添削をしてくれる
- 登録・相談が無料
転職エージェントに相談するデメリット
- 転職までに時間がかかる
- 少数だがハズレエージェントもいる
転職エージェントに相談すると、経歴・経験をみて「こういった会社はどうですか?」と会社を紹介してくれます。
僕の場合、
- マネジメント能力
- 食品製造の現場経験
- 食品衛生の知識
などを評価してくれた結果→食品会社への転職成功となりました。
自分にとっては、当たり前なことが就活市場においては価値がある場合もありますからね。
相談前に考えておくこと
転職エージェントに相談する時には、
- 希望年収
- 年間又は月の休日数
- 残業の有無(時間)
- 勤務地(転勤は可能か?)
- 夜勤は可能か?
などに希望の条件に優先順位をつけておくとエージェントとの話がスムーズに進みます。
もちろん、その他にも希望があれば相談した方が良いです。
僕が転職エージェントに相談して助かったこと
個人的に、エージェントに相談して一番助かったのが『履歴書と職務経歴書の添削』です。
お菓子の製造現場が長かったので、自己PRや志望動機などを考えることが苦手で・・・めちゃくちゃ直されました。
その結果、現在の就職につながったのでよかったです。
苦手なものは苦手で受け入れて、得意な人に助けてもらうのも転職をうまくいかせるコツですね。
転職には時間をかける(3カ月以上)
転職エージェントに相談するデメリットは、転職に時間がかかるということ。
ただし、時間がかかるのは転職失敗のリスクを抑えるためということを理解してください。
良い会社であれば、人材の採用には1ヶ月以上時間をかけるのは普通ですので、早く転職したいなら早くエージェントに相談しましょう。
一般的な企業の採用スケジュールとして、
- 書類選考(1~2週間)
- 面接2回(2週間)
- 結果(1~2週間)
これくらいかかります。
企業側も人を選ぶのに時間をかけたいということを理解しましょう。
転職に時間をかけてほしい理由
転職に時間をかけてほしいのは、僕自身が転職に失敗した経験があるからです。
実は世の中に最短で即日採用してくれる企業はたくさんあります。
理由は、
- 常に人手不足
- 人が定着しない
などの理由が多いブラック企業である可能性が高いです。
パティシエを辞めて転職をする目的は、「今より良い環境で働くこと」だったはず、今がイヤで辞めた結果、より悪い環境へ転職しては本末転倒!
もちろん、すぐ採用する会社にも良い会社はありますが・・・確率が低いということ。
転職で無駄なギャンブルする必要はないですよ。
転職には、じっくり時間をかけてよい会社で働けるようにしてください。
ハズレ転職エージェントに注意する
ハズレ転職サイトのハズレエージェントには気をつけてください。
僕はdodaさんで転職しましたが、その前には××な転職サイトから××な会社へ面接へ行きました。
転職エージェントの口ぶりはこう
- 今!ホントにいい会社を紹介できるんですよ!
- 給料もボーナスも他よりずっといいんです!
- 圧の強い営業マンみたいな言い方
んで、そそのかされて面接に行くと、
足を組んで肩肘つきながら話す態度の悪い面接官との面接・・・何を話しても「へ~」「あ~そうなんですね~」「ハハッそうですか~」などの反応・・
・・・さすがにあり得ないと思い、断りましたね。
その結果を、転職エージェントに報告すると「何でですか!?」「他にこんないい求人ないですよ!!」とブチギレ。
最初の丁寧な印象とは真逆の対応でした。
後で調べてみたら、転職させたいところは良くない派遣会社のようで、転職させるとエージェントに追加報酬がはいる仕組みのようです。
これほど悪いサイトはココだけだったので大丈夫だと思いますが、一応気をつけてください。
何事でも、良いことばかり話す人を全面的に信じるのはちょっと危険ということです。
リスクを抑えるためにも転職サイトは複数登録して、いろいろ話を聞いた方がいいですね。
ひとこと

今回は、パティシエからの転職法について書かせてもらいました。
僕のパティシエからの転職は
- パティシエ時代より労働環境が良くなった
- メンタル面と生活の安定が手にはいった
- 転職は転職エージェントに相談して正解だった
でした。
欲を言えば・・・年収をもうちょっと上げたかったですが・・・僕は年齢も若くなかったので、今ある最高の条件といったところですね^^
20代ならより良い条件があったと思います。
もしも、パティシエを辞めるか悩んでいるなら一度、転職エージェントに相談だけでも受けてみてください。
相談したら必ず転職しなければいけない!というわけではないので相談はお気軽に^^
ここまで、読んでくれてありがとうございました。