こんな悩みを持っている方へ読んでもらいたい記事です。
結論、
パティシエを目指すなら『料理』をやりましょう。
本来なら、たくさんお菓子をつくるのがベストですが、お菓子を毎日つくったら
- 材料費がめっちゃかかる
- 作ってもたべきれない
- 食べ過ぎて太る
などなど、お菓子作りの練習にしても家でやるのはなかなか大変です。
その点、ごはんは毎日食べる必要がありますからね。
『料理』をすることでパティシエに必要なスキルが覚えられる!というわけです。
料理をすると覚えられるパティシエのスキルは、
- 危機回避
- マルチタスク
- 材料の知識
この3つです。
もっとセンスがある人なら、味付けや飾りなどのスキルも伸びると思いますが、今回は誰でも覚えられるものを説明していきます。
ぜひ最後まで読んでいってください。

危機回避スキルの覚え方

料理をすることで『危機回避スキル』を覚えることができます。
パティシエを続ける中で、「ケガをしないこと」はとっても大切になります。
お菓子作りでも料理でも、道具や作業のやり方がザツだとケガをすることがあります。
- 手がすべって手を切る
- 重い道具を落として足にケガ
- 重いものをもって腰痛になる
こんなことはプロとして働いていても起こりえること・・・というか僕がやってしまったケガです。
ケガをすれば、仕事はできなくなりますし、仲間にも迷惑がかかってしまいます。
特に、料理でもよく使う包丁に気をつけましょう。
- フルーツカット
- バターなどのカット(計量)
- クッキーの成型
パティシエでも、こんなことに包丁を使います。
- バターを切るときは滑らないように気を付けて
- オーブンを使うときはヤケドに注意
こういったことを考えられる『危機回避スキル』を覚えられるように料理をがんばってみましょう。
そして、このスキルを覚える最大のメリットは、パティシエ仲間にケガをさせないことにあります。
お菓子作りでも料理でも、楽しくできるように自分も仲間もケガをしないように気をつけてくださいね。
マルチタスクの覚え方

マルチタスクとは短時間で切り替えながら、いろんな仕事をこなしていくことです。
料理が上手になることで自然とこのスキルを覚えることができます。
料理がするときには、
- スープを火にかけてる間に具をカット
- オーブンで焼いている間にサラダの準備
- 煮込んでいる間に洗い物をかたづける
こんなことを意識して、スムーズに料理をするようにしましょう。
そうしているうちにマルチタスクに慣れてきます。
パティシエはマルチタスクをすることが多くなるため、慣れない方には大変に感じることがあります。
- スポンジを焼いている間に次の生地の準備
- 泡立てている間に型の準備
- クッキーを冷ます間に包装の準備
こういうことを考えながらやらないと、仕事がなかなか終わらず大変です。
料理をスムーズにしていくことを覚えて、お菓子作りもスムーズにできるようになりましょう。
材料の知識の覚え方

たくさん料理をすることで、材料の知識は自然とついていきます。
特に、お菓子作りでもつかうような
- たまご
- バター
- 小麦粉
などを使うときは特に材料がどうなるのか?見ておくとパティシエになったとき役に立ちます。
- 卵を加熱するとかたまる
- バターを焦がすと香ばしい
- 小麦粉に水をまぜるとねばねばする
などなど、意識をして材料の特性を少しづつ知るようにしていきましょう。
こんなことを知っていけば、
- バターを焦がしてフィナンシェを作ったら?
- 発酵バターを使ったらどうなる?
- カルピスバターではどうだろう?
こういった発想につながり、自分だけのオリジナルスイーツを考える入り口になります。
こうゆうことは少しづつ時間をかけて覚えていかないとなかなか実践できません。
毎日・・・はたいへんでも、できるだけ料理をすることで材料の知識を覚えていくことでパティシエになったとき成長がはやくなるのでがんばってみましょう。
まとめ

今回は、料理をすることで覚えられるパティシエのスキルについて書かせていただきました。
料理をするとパティシエに必要な
- 危機回避スキル
- マルチタスク
- 材料の知識
が覚えられます。
いつかパティシエになりたいという子は、まず料理からはじめてみればお店で働くときにシェフから『君はなかなか優秀だね』と褒められる・・・かもしれません。
お子さんが『パティシエになりたい』と言ったときには、コレを口実に料理を手伝ってもらうのもいいでしょう。
どちらにしても、料理ができるようになって損なことはありません。
是非、パティシエになりたい子は1歩目として料理からはじめてみてください。