こんな悩みを持っている子に読んでほしい記事です。
パティシエなるのにも、なってからも色んな悩みはでてくるもの。
そんな僕でも10年以上もパティシエを続けられたのは、新人時代に恩師にかけてもらった言葉が支えになっていたからです。
ですので、今回の記事は、
- 仕事がまわりより遅い
- 給料が安い
- パティシエに向いてないかも?
こんな悩みを抱えていた時にかけてもらった言葉を書いていきます。
同じような悩みを持っている方は是非読んでいってください。
ちなみに、
仕事がまわりより遅い時に言われた言葉

『スピードは自然と早くなるから、丁寧に仕事をしなさい』
仕事が周りよりも遅くて、先輩たちの目が怖く感じていたころオーナーに言ってもらえた言葉です。
この言葉をかけてもらってからは、言われた通り丁寧にミスを減らすように仕事をするようになりました。
その結果、ミスが減り、先輩の仕事を増やすことが減ってきたので、周りの目も少しづつ改善されたように感じた・・・(気がします)
この先どんな仕事をしていても、一生大切したい言葉です。
給料が安いと愚痴った時に言われた言葉

『お金は後からついてくるから、目の前の仕事をしっかりやりなさい』
就職先が決まり専門学校を卒業する少し前に「給料が安いんですよね~」と軽く愚痴った時、先生に言われた言葉です。
パティシエを含め、飲食業は他の業種に比べ初任給が低めです。
ただし、スキルアップしてやれることが増えれば給料も上がっていくので頑張りなさいという激励でした。
現実問題、会社の売上も関係してくるので必ずしも『技術=給料』とはなりませんでしたが、技術を評価してくれる会社は確かにありました。
目先のことよりも、長い目で見てコツコツやり続けるのが大切だと教えてくれる言葉でした。
パティシエに向いてないと言われた時の言葉

『続けてればパティシエなんて誰でもなれるよ』
最初にバイトしたケーキ屋さんで、オーナーに言われた言葉です。
ただ「君、パティシエに向いてないね」と、言われた後の言葉でしたので2重で衝撃でした。
数年して、パティシエと名乗っていいレベルになった頃
自分でも「あーパティシエ向いてないな(笑)」と感じることが多くなってきました。
結局、向いてるか?向いてないか?はどうでもよくて
やりたいか?やりたくないか?の方が大切なんだと気付いた言葉でした。
ひとこと

今回は、新人時代に恩師にかけてもらった言葉を紹介しました。
- スピードは自然と早くなるから、丁寧に仕事をしなさい
- お金は後からついてくるから、目の前の仕事をしっかりやりなさい
- 続けてればパティシエなんて誰でもなれるよ
この3つは今でも悩むときに思い出します。
なんだかんだで、パティシエはやめる結果にはなりましたが、
向いてないことでも仕事にできるレベルにはなれるし、丁寧に仕事をすることが大切なのだということが経験できて良かったと思っています。
目には見えませんがパティシエとして得たものは多く、パティシエになったことに後悔はないんだなと実感できました。
これからパティシエになる子も、パティシエになって悩んでいる子も結果はどうあれ、いろんなものを得られることを願っています。
今回の記事が、すこしでも見た方の心を軽くできればうれしいです。