こんなことを知りたい方へ読んでもらいたい記事です。
サラリーマンからパティシエになり、サラリーマンに戻ったという変わった経歴をもった『変態』です。

そんな実体験から、未経験のサラリーマンからパティシエになる方法を書いていきます・・・と言っても、
基本的には、一般的な方法と変わらず
- 専門学校へ行ってケーキ屋へ就職
- 未経験からケーキ屋へ就職
- 独学でケーキ屋を開業
という3つの手段がセオリーになります。
とはいえ、厳しい社会人生活をおくったサラリーマンは学生とは違い、経験を活かせるものがあります。
それぞれの方法について社会経験があればこそ活かせるメリットや脱サラしたからこそのデメリットなども書いていきますので、興味がある方は最後まで読んでいってください。
専門学校へ行ってパティシエになる場合

パティシエになるなら、専門学校へ行くのが確実です。
ただし、周りは高校卒業したての18歳の子がほとんどなのでモチベーションの違いに悩むこともあります。
この点は、メリットととらえて周りより良い就職先を推薦してもらえるようにガンガン学んでいってください。
あとは・・・
2年間で約200万かかる学費をクリアできれば大きな問題はありません。
脱サラでも高卒でもパティシエになるための努力量はかわらないので、学生のうちにいろいろ学んでおいてください。
おすすめの学習法として『専門学校』×『バイト』をコチラの記事で紹介しているので読んでみてください。

ケーキ屋へ就職してパティシエになる場合

ケーキ屋に就職するのが最短でパティシエになる方法です。
専門学校へ行くのと違い、学費がかからないのが最大のメリットですね。
当然、パティシエとしての基礎を学んでいない状態で【戦場】へいくので大変なのは間違いないです。
必要なのは、
- 素直に学ぶ姿勢
- 言われたことはやる
- 前向きに練習する
など、『当たり前のことを当たり前にやる』ことがとても大切です。
また、サラリーマン時代の経験は現場で活きることもあります。
- 飲食店勤務→総合力・特に接客は◎
- 小売り業→仕入れ・原価計算など利益につながる仕事で貢献
- 営業職→マーケティングなどで売上UPに貢献
など、パティシエといってもお菓子を作るだけではなく『売る』ことが大切です。
サラリーマン時代の経験をお菓子作り以外のところで活かすことは十分に可能です。
お菓子をつくれるようになるのはパティシエとして大切ですが、サラリーマンを経験したからこそできることは自分の武器になるので知っておきましょう。
独学でケーキ屋を開業する場合

独学でサラリーマンからケーキ屋を開業すればパティシエと名乗ってもいいと思いますが、かなり難しいでしょう。
でも、ムリではありません。
今では、お菓子の専門書やYouTubeで基本的なことから学ぶことができるので完全独学でパティシエになることは可能です。



とはいえ、やはり独学でケーキ屋をやるのはハードルが高いとは思います。
それでも学校やケーキ屋で学ばずに開業をしたいなら『専門店』をおすすめします。
専門店なら、
- 覚えるお菓子の種類が少なくて済む
- 自分の好きなお菓子に特化して始められる
- 仕入れの材料、資材の種類を抑えられるのでローコスト
など、独学でも現実的に仕事にすることができます。
実際に、
- 表参道のクレープ専門店→EQUALLY(イクアリー)さん
- 金沢の焼き菓子専門店→ビアンベイクさん
など、専門店で成功している方はいます。
個人的には、独学での開業はおすすめしてませんが、全項目で説明したサラリーマンの強みを活かせれば可能性はあります。
『コレならイケる!』というものがあればチャレンジしてみるのも面白いと思います。

ひとこと

今回は、脱サラしてパティシエになる方法を紹介しました。
- 専門学校へ行ってケーキ屋へ就職
- 未経験からケーキ屋へ就職
- 独立・開業
③へいくほど難易度は上がります。
脱サラしてまでパティシエになりたいというのであれば熱量も相当なものだと思います。
勢いのままに脱サラしてパティシエになることはできましたが、こんなに大変な世界だとは思いませんでしたね。
それでも、得たものをたくさんあったので良い経験ができたと思っています。
一度きりの人生ですから、勢いのままにチャレンジしてみるのいいものですよ。