【要注意】友達とケーキ店を経営をするなら知っておきたい3つのリスク

こんなことを考えている方へ読んでもらいたい記事です。
僕の経験をもとに、ケーキ屋さんについて書いていきますので参考になればうれしいです。
さっそくの結論ですが、
友達とケーキ屋の経営をするのはリスクが高いのでやめたほうがいいです。
最悪の場合、その友達を失うことになるかもしれないのでリスクを知っておいてください。
友達とケーキ屋経営をするリスク
仲のいい友達と一緒にケーキ屋を経営できたら、毎日ワイワイして、めちゃくちゃ楽しいと思います。
ですが、ケーキ屋さんといってもビジネスですので当然リスクはあります。
友達とケーキ屋経営をするリスクは、
- お金のリスク
- 夢のリスク
- 友情のリスク
この3つです。
もちろん、不安を煽るのが目的ではありません。
ただし、友人とのケーキ屋経営は簡単ではないので、リスクを知って最悪の事態を回避できるようにしてください。
お金のリスク
お金のリスクというものは、ケーキ屋の経営がうまくいっても、いかなくても発生する厄介なものです。
お金に強い、ユダヤ人の格言にこんな言葉があります。
金がありすぎると、人間は獣のように警戒心が強くなるが、
金が全くないと、なりふり構わない本当の獣になる
お金というものは良くも悪くも人を変えることがあるということ。
- 経営がうまくいけば、稼いだお金が減ることを恐れて、従業員に還元せず【やりがい搾取】をするようになってしまう・・・
- 経営がうまくいかなければ、従業員をむりやり働かせてなんとか経営をしようとする・・・
必ずしもそうなるとは限りませんが、ビジネスにおいて実際によくある話です。
お金に対して正しいリスクを知って、【こいつ、金稼げるようになって変わったな】と思ったら繋ぎとめられるのも友達としての役目。
お金ごときで友人関係にヒビがはいらないように注意しましょう。
夢のリスク
友達と「こういうお店やりたいね」という『夢』を話している時は、めちゃくちゃ楽しいです。
- 駅前のいい立地でオープンしたい
- 焼き菓子が焼きたてを提供しよう
- 生ケーキはショーケースいっぱいに並べよう
などなど、お客さんに喜んでもらえる最高のものを考えていくと思います。
ですが、実際にケーキ屋さんをオープンすると、すべてが『夢』のとおりにはいきません。
- 良い物件が見つからない
- 予算が足りない
- 仕入れ量が少なくて農家さんに断られた
など、2人の夢のとおりに実現することのほうが少ないです。
それでも、楽しい夢語りが忘れられず、
『2人の夢なんだから最初に思った通りにしなければ』といったように、夢に縛られて経営が苦しくなっても考えを変えられない人は多いです。
夢のとおりにいかなくなっても、臨機応変に対応して2人で問題を解決して『お店をつくっていく』ようにしていきましょう。
夢のために、2人の仲が悪くなっては意味がないですのでね。
友情のリスク
一緒にケーキ屋さんをやりたいと思う友達なら、すごく仲がいいと思います。
ただし、仲がいい友達と仕事をしたい友達というのは全然違うので注意が必要です。
例えば、
- 人として尊敬できる
- 安心して仕事を任せられる
- 約束をやぶらない
など、話が楽しい・遊ぶと楽しいではなく、いっしょに仕事をしたい友達かどうかが大切です。
めちゃくちゃ楽しい奴だけど、遅刻はするし、お金にルーズな友達だと仕事をするには怖いですからね。
一緒に仕事をできる友達かどうかはしっかり割り切って決めましょう。
まとめ
今回は、友達とケーキ屋を経営するリスクについて書きました。
友達とケーキ屋を経営するなら、
- お金のリスク
- 夢のリスク
- 友情のリスク
を知って、仕事が大変でも友達でいつづけられるようにしましょう。
夢がかなったのに友達を失ったでは寂しいですのでね。