【超優しい】元パティシエが褒めたい近所のケーキ屋のすばらしい3つの工夫

こんなことを知りたい方へ読んでもらいたい記事です。
最近、近所のお菓子屋さんへ行って『いろいろ工夫してて頭いい!優しい!』と感心したことがありました。
今回はその3点を記事にしていきます。
パティシエが感心したケーキ屋の工夫がコチラ
- 焼き菓子に卵白原料のものが多い
- バースデーケーキの注文しやすさ2点
めちゃくちゃ些細なことに感じるかもしれませんが、個人店では小さな工夫の積み重ねが大切になります。
将来的に独立開業をめざしているかたは参考になると思うので、ぜひマネしてください。
焼き菓子に卵白原料のものが多い
お菓子屋さんでは卵白を多く使う方がメリット多いんですよね。
卵白をおおく使うメリットはコチラ
- フードロスを抑えられる
- 原価が安く抑えられる
順番に説明します。
フードロスを抑えられる
お菓子屋さんでは、卵黄を多くつかうため、卵白が余りやすいんです。
使いきれないと捨てる場合もあるので、卵白をいかに上手に使い切るかがお菓子屋さんの課題でもあります。
お菓子屋さんの卵黄と卵白それぞれの作れるものがコチラ
お菓子屋さんの卵黄メニュー
- カスタードクリーム
- クッキー
- ティラミス
特にカスタードクリームは毎日つくるので卵黄を大量につかい、卵白あまりの原因になります。
お菓子屋さんの卵白メニュー
- フィナンシェ
- ラングドシャ
- マカロン
- メレンゲクッキー
このメニューを増やしていくと卵白をあまらせずに済みます。
卵黄・卵白どっちかに偏りすぎるとフードロスの原因になるのでメニューでバランスをとるのが大切です。
原価が安く抑えられる
卵黄より卵白のほうが価格がやすいです。
業務用で卵黄も卵白も冷凍で買うことができますが価格差もおおきいです。
価格を比べると一目瞭然。
- 冷凍卵黄1848円
- 冷凍卵白1072円
と、約1.7倍の差が出てしまいます。(メーカーによって多少バラツキはあります)
個人店のお菓子屋さんでは、原価を抑えることが超重要なのでこの工夫は素晴らしいです。
バースデーケーキの注文しやすさ
僕が行ったお店では、バースデーケーキが注文しやすかったです。
その工夫がコチラ
- サイズ別のセルクルが置いてある
- オリジナルケーキをアルバムにしてある
順番に説明します。
サイズ別のセルクルが置いてある
お菓子屋さんで働いたことがある方が99%聞かれたことある質問
『4号ってどれくらいですか?』
そんな時に、サイズ別のセルクルが置いてあるのは、お客さんにとってありがたいことです。
簡単にマネできるし、お客さんに伝わりやすいので、この工夫は素晴らしいと感じましたね。
オリジナルケーキをアルバムにしてある
ケーキ屋さんに行くと、どんなバースデーケーキが作れるか?写真を置いてあることが多いですよね。
でも、お客さんの中には「この写真以外のものは作れないのかな?」と気になっている方はいます。
そんなお客さんの中には、
- あんまりわがまま言うのも気が引けるな・・・
- 忙しいのにオリジナルケーキ頼むの申し訳ないよな・・・
と、優しい方だとそんなことを思ってしまいます。
そんな中で、いままでやったオリジナルケーキをアルバムにして気軽に見ることができるのは超優しくて素晴らしい工夫です。
お客さんはアルバムを見ながら、「コレ作れますか?」と聞くだけでいいので楽ですよね。
ほんとうにちょっとしたことですが、長くお客さんに好かれる店とはこうゆうちょっとしたやさしさの多い店だと思います。
ひとこと
今回は、近所のケーキ屋さんを褒めたくて記事にしました。
褒めたかったのは
- 商品ラインナップが卵白ベースで経営上手!
- バースデーケーキのサイズ別セルクルが置いてあって分かりやすい!
- オリジナルケーキを頼みやすくて優しいな!
でした。
何度も書きますが、こうゆうちょっとした工夫・やさしさの積み重ねが長く経営できて、地元に愛されるお店です。
こうゆうお店は個人的にも大好きですし、通っていきたいと思っています。
もしも、自分のおみせを持ちたいと思っている方はこうゆうことを大切にしてくださいね。
ここまで、読んでくれてありがとうございました。