【進路の悩み】パティシエが初めて働く就職先の選び方

こんな悩みを持っている方へ読んでもらいたい記事です。
今回テーマ、パティシエになるために重要な『最初に働くお店』について書いていきますね。
1つの結論として、
新卒パティシエが最初に働くなら『有名なホテル・パティスリー』が良いです。
一般企業と同じように新卒で就職するときは、中途より就職のハードルが低い。
そのため、就職しやすい新卒のうちに『有名なホテル・パティスリー』(以下、有名店)で働いてたほうがパティシエとして働くうえで、だんだん楽になります
初めて働くお店に迷っている方の参考になると思いますので、最後まで読んでいってください。
新卒の就職先に有名店をすすめる3つの理由
僕が新卒の方に、有名店をすすめる理由は、
- パティシエが集まりやすい
- 仕事のやり方をマネできる
- パティシエの転職が楽になる
こんな理由があるからです。
パティシエが集まりやすい
有名店では、パティシエが集まりやすいので次のようなメリットがあります。
- 教えるのに慣れた先輩が多い
- 基本的なことを学びやすい
- 人数が多いと仕事量が安定する
つまり、パティシエが育つ環境に適しているということ。
あなただけじゃなく、自分たちがわからなかったことを知っているので、後輩に対して教えるのが高確率でうまいです。
特に「材料の扱い」「道具の扱い」を間違って覚えてしまうと、変なクセがつき今後の仕事が覚えにくくなります。
パティシエの多い有名店で働いて、基礎中の基礎をしっかりと学ぶことはパティシエとして育つのに重要です。
仕事のやり方をマネできる
パティシエに限らず、成長のはやい人の共通点として『マネをする』というものがあります。
優秀な人の仕事を見て、
- 仕事のやり方をマネする
- 優れているところはマネをする
- わからなかったら聞いてみる
マネをするとしないとではレベルアップのスピードが段違いです。
逆に、プライドが高かったり、言われたことを素直にやらない人は成長が遅いです。
有名店では、優秀な方が多いので良いところは『マネして』自分の力にしましょう。
パティシエの転職が楽になる
パティシエは自分の経験値を増やすために、複数のお店で働くことが一般的です。
その時に、有名店で働いた経験があると転職が楽です。
履歴書に『某有名店の○○に3年勤務』と書いてあるだけで採用されるケースはあります。
というのも、採用する側には【相手の実力がわからない】ため『○○で働いていた』という実績があると実力を予測できるので採用に失敗しにくいメリットがあります。
逆に、無名店から有名店には転職しづらいので(コンテストで受賞歴などがあれば別)最初から有名店に行っておいた方がパティシエとしてキャリアをつくりやすいんです。
まとめ
今回はパティシエとして最初に働く場所は『有名店』がいいですよ、と書かせていただきました。
有名店では、
- パティシエが集まりやすい
- 幅広い材料にふれることができる
- 転職が楽になる
などの理由からでした。
私自身は、有名店ではなく地元の自分が好きな店に就職しました。
基礎はしっかり学べましたが、年齢を重ねた後、転職で苦労したため『有名店で働いた実績』の大切さを今になって知りました。
自分のキャリアづくりのためにも、新卒採用というメリットは活用した方がいいよというお話です。