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今回は『いちごのカスタードタルト』のレシピ紹介です。
クリスマス時期でしたので、飾りはクリスマスバージョン🎅
ザクッとしたタルトと中にたっぷり詰めたカスタードクリームを相性抜群の苺と合わせたオリジナルタルトです。
実は・・・こちらの100均BBQ用トレイで作りました。

小さいタルト型を持ってないので、代用で使ったら『イケました!』
コスパ最強のタルト型?ですね。
では、レシピの紹介といきます!
ちなみに、
タイゾー
この記事は、パティシエ歴約10年のタイゾーが、お菓子のレシピを紹介する記事です。ではどうぞ
目次
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いちごのカスタードタルトのレシピ
仕込みが多いので、2日に分けて作ります。
1日目
- スポンジ
- パータフォンセ
- カスタードクリーム
- シュトロイゼル
2日目
- パータフォンセ焼成
- シュトロイゼル焼成
- 組み立て
いちごのカスタードタルト
ジェノワーズ(スポンジ)4号1台
- 全卵 60g
- グラニュー糖 50g
- 薄力粉 40g
- (a)バター 1g
- (a)牛乳 15g
パータフォンセ(100g×2台分)
- 無塩バター 80g
- グラニュー糖 2g
- 塩 2g
- 全卵 24g
- 水 16g
- 薄力粉 100g
カスタードクリーム
- 牛乳 80g
- 卵黄 20g
- グラニュー糖 14g
- 薄力粉 3g
- 片栗粉 3g
- バニラオイル 少々
シュトロイゼル
- 無塩バター 25g
- 粉糖 37g
- 薄力粉 37g
苺のシロップとナパージュ
- 苺 40g
- グラニュー糖 10g
- 水 10g
- ナパージュヌートル 20g
組み立て
- 苺 5p
- ブルーベリー 数粒
- 生クリーム 50g
- グラニュー糖 5g
準備
- 各工程でオーブンの予熱はしておく
いちごのカスタードタルトの作り方
パータフォンセの作り方
- バターを室温又は電子レンジで柔らかくしておきます。


タイゾー
電子レンジの場合、3~5秒づつかけて、ちょっとづつ柔らかくすること!バターは溶けたら使えなくなるのでね!(…ちょっとなら平気、混ぜてごまかせる)
- 卵をほぐして、グラニュー糖・塩をいれて溶かします。溶けたら水をいれ混ぜる。


- バターに②を入れて、ホイッパーで混ぜてバターを分離させます。


- 薄力粉を入れ(ふるわなくてOK)、粉気がなくなるまで混ぜます。


- 生地を100gで分けていきます。余った生地は足してもOK。測れたらヒビが入らないように丸く団子にします。


- ラップに包んで、タッパに入れて、冷蔵庫で休ませます。1日目はここまでですね。


タイゾー
使わない生地は冷凍して保管すれば1ヶ月以上余裕で持つよ
- 生地をタルト型に合わせて伸ばす工程に入ります。まず、手でおせんべいのように平べったく伸ばします。


- めん棒で楕円に伸ばします。45度生地を傾けて楕円に伸ばします。


タイゾー
コレを繰り返して少しづつ大きくしていく作業。コツをつかむまで同じ薄さにするのが難しいかもしれない・・・がんばれ!
- 生地を伸ばして大きくなったら、型に合わせてサイズを見ます。ヘリの分大きめに伸ばすようにしてください。


- 型に生地を入れて、まず型の下角へ親指で生地を軽く押し付け、指をつまむような形にして、生地の上部を型に押しつけます。


- 1周できたらフォークでピケして冷蔵庫で1時間休ませます。

- 型に合わせてクッキングペーパーをカットして、四つ折にしてハサミで数か所切れ目を入れます。


- 切った紙を型に入れ、小豆又はタルトストーンを入れて170度設定のオーブンで25分焼きます。


- 25分経ったら、小豆を外して更に20分焼きます。

- 全体(裏も)に焼き色がしっかりついたらOKです。常温で冷ましておきましょう。

ジェノワーズの作り方
- フライパンで湯煎をつくり、(a)バター・牛乳を温めます。
-
バター・牛乳が溶けたら湯煎から外し、湯煎を沸騰させ火を止めて、ふきんをいれます。温度計る必要はないです。
- 卵にグラニュー糖をいれ②の湯煎に入れがら混ぜます。

タイゾー
卵は温めると泡立ちやすくなります。ただし、熱くしすぎると固まって卵焼きになっちゃうので、ふきん入り湯煎で熱のあたりを柔らかくします
-
ハンドミキサーのトップスピード(目盛りの最大速度)で3~4分泡立てます。生地が白っぽくなり、ふわっとして、しわのような模様ができるようになります。

-
ハンドミキサーの速度を下げて5分ほど混ぜます。(トップスピードが5の場合3に下げる、トップが3の場合は2に下げる)


タイゾー
この作業で、小さなキメの細かい泡だけが残って、ふわっとしたスポンジになるんです。少し生地を垂らして写真のように線が残ればOK。
- ⑤を湯煎からおろし、バターをいれて温めておきます。
-
薄力粉の1/3を生地の全体にちらします。底からすくうようにゴムベラで15回混ぜます。


タイゾー
ゴムベラをすくうときに、左手でボールを90度て前に回転させると混ざりやすいです。
- 同じ作業を計3回くりかえし、薄力粉を混ぜ合わせます。
- 牛乳バターを湯煎からおろし、⑧の生地を少量いれ混ぜます


- ⑨の生地を戻して薄力粉を混ぜた時のように15回ほど合わせます。
- 180度設定のオーブンで25分焼きます。
-
オーブンから出したら、指で軽く押してみてください。写真のように指のあとが付かなければOK。もし、指のおしたあとが残るようなら+2~3分焼きましょう。
- スポンジが焼けたら、2~3回テーブルに叩きつけてください。
タイゾー
この作業をすることでスポンジ内の蒸気が抜けてくれます。コレをしないと水分が残りベタッとしてしまいます。
- 型から外して、ケーキクーラーで冷まして完成です。
カスタードクリームの作り方
- 卵黄にグラニュー糖の半分とバニラオイルを入れて混ぜます。

タイゾー
白っぽくなるまで混ぜるとよく言われますが、砂糖が溶けてれば白くならなくてもOKです。
- 薄力粉と片栗粉をふるっていれ、粉気がなくなるまでしっかり混ぜます。


- 牛乳を鍋に入れ、残りのグラニュー糖をいれ沸かします。


- ③の1/3くらいを混ぜながら卵黄にいれ、混ざったら鍋に入れ混ぜます。

- 中火にかけながらホイッパーで混ぜます。全体にツヤがでてドロッとしてきたら完成です。


- トレイに薄く流してピタッとラップをします。粗熱が取れたら冷蔵庫にいれて1晩おきます。

シュトロイゼルの作り方
- 材料を全てボールに入れて、カードで刻みます。


- 細かくなったら、手をこすり合わせます。


- 大小まじった、そぼろ状になったら冷凍します。1日目はここまでですね。


- 170度設定のオーブンで約10分焼き色がしっかりつくまで焼きます。


苺のシロップとナパージュの作り方
- 苺のヘタを取り、飾り用の5個を半割にして、40gをピュレ用に用意します。

- ピュレ用の苺をミキサーにかけ、ナパージュ20gとピュレ20gを混ぜます。ナパージュ完成


- 水とグラニュー糖を沸かしてシロップを作り、ピュレ残りの20gと合わせます。シロップ完成。
苺のカスタードタルト組み立て
- 生クリームにグラニュー糖をいれしっかり角が立つほど固めに立てます。

- カスタードクリームを裏ごして①のクリームと合わせます。

タイゾー
生クリーム(グラ入り)とカスタードクリームを合わせたクリームを『クレーム・ディプロマット』と言います。
- スポンジを1㎝でスライスしてタルトに入るサイズに型抜きし、タルトに入れます。方がない時は包丁で丸くカット。


- スポンジにシロップを塗り、クレーム・ディプロマットを100gいれます。


- スポンジで蓋をして、シロップを塗り、残りのクリームを塗ります。


- 半割にした苺を並べて、間にブルーベリーを置きます。


- ナパージュを全体に塗り、周りにシュトロイゼルをのっけて粉糖をかけて・・・


- サンタさんをのっけて完成です!!!

タイゾー
飾りは自由に楽しみましょう^^
ちょい楽アイテム
パータフォンセの代わりに使えるパイシートです。
ミートパイやタルトなど、料理やお菓子といろんなものに使える便利なや~つ~
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ナパージュヌートル
お菓子の表面にツヤを出すゼリーです。加熱する必要がなくそのまま使えるので便利。
60g×2と使いやすい良なのでその点もGOOD
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ひとこと
今回は、苺のカスタードタルトのレシピ紹介でした。
かなり作業量の多い、ボリューミーなタルトですが・・・
苦労する分、めちゃくちゃ美味しいです!いや、美味しかったです!!
パータフォンセやスポンジは、別のお菓子作りで使いまわせるので多めに作っておけば、ちょっと作業量は減りますからね。
ムリせず『ちょい楽アイテム』なども使って、お菓子作りを楽しんでください。
タイゾー
ここまで、読んでくれてありがとうございました。是非つくってみてください。
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