今回は、みんな大好き『クレープ』のお話です。
今でこそ、生クリームやフルーツをたっぷり包んで食べるのが当たり前ですが、
もともとは貧しい地域で偶然生まれた食べ物が由来だったことはご存じでしょうか?
もしも、興味がでた方は是非コチラの記事をよんでいってください。
ですので、今回の記事は、
- クレープのルーツ
- クレープの名前の由来
- 特別なクレープ
などなどを知りたい方に読んでもらいたい記事です。
より深く知ってもらえたら、もっと美味しく食べれること間違いなしです。
ちなみに、
クレープのルーツ

クレープは、フランスのブルターニュ地方で誕生しました。
もともとは、皆さんの知っているクレープではなく、そば粉のクレープこと『ガレット』が原点となっています。
昔のブルターニュ地方は土地がやせていて小麦粉が育たなかったため、そば粉を栽培して、そば粥にして食べるのが一般的でした。
その、そば粥を偶然、たまたま焼けた石の上に落として焼けたのが『ガレット』だったということ。
ガレットの名前も、フランス語でgalet(ガレ=小石)から名付けられたそうです。
クレープの名前の由来

クレープが誕生するまでには、まずガレットが有名になることから始まります。
17世紀、ルイ13世妃アンヌ王女がブルターニュを訪れた際にガレットを気に入り、宮廷料理に取り入れたそうです。
その後、生地の改良がされ材料も「そば粉」から「小麦粉」へと変えられ牛乳・卵・バター・砂糖を加えられるようになった。
その時に、生地が縮緬状にやきあがるのを見て、ちりめんを意味する『クレープ』と呼ばれるようになったそうです。
特別なクレープ

クレープはフランスにおいて特別なスイーツのようです。
クレープに関する2つのお話を書いていきます。。
特別な日にクレープを食べる習慣
フランスでは、2月2日は「聖母マリアお清め日」(聖燭祭)で、信者がろうそくをもって行進するお祭りがあります。
その時の丸い光の形がクレープに似ているので、この日にはクレープを食べる習慣があるそうです。
運命を決めるクレープ占い
フランスにはクレープを使った占いがあるそうです。
左手にコインを握ったまま、右手でクレープを返し、上手にひっくり返ったら幸福な1年になるという話。
実際にフランス皇帝ナポレオンもクレープ占いをやってみて・・・失敗💦
1812年には、クレープ占いの通り戦争に敗れ、モスクワからの撤退をすることになったそうな
ひとこと

今回はクレープについて書かせていただきました。
クレープは
- そば粉のクレープ「ガレット」から改良され生まれた
- 名前はちりめん状の見た目からついた
- 2月2日にフランスで食べる習慣がある
でした。
今でこそ、キッチンカーやお祭りの屋台で当たり前のように食べているクレープが生まれた歴史を考えると昔の方々に感謝しかありません。
そしてクレープは今も進化を続けている。
東京の六本木にあるEQUALLY(イクアリー)さんは、大人のクレープとして注目されています。
僕も行ってことないので是非行ってみたいお店です。お近くの方は是非行ってみてください。