今回は、みんな大好き『スコーン』のお話です。
スコーンは、イギリスのスコットランド地方で生まれたパンの一種です。
最近では、腹割れスコーンと呼ばれる焼きあがったスコーンが上下にキレイに割れるスコーンが人気ですね。
ですので、今回の記事は
- スコーンは、いつ生まれたの?
- なんでスコーンと呼ばれてる?
- 腹割れスコーンを作る3つのコツ
などなどを書いていこうと思います。
より深く知ってもらえたら、もっと美味しく食べれること間違いなしです。
ちなみに、
スコーンは、いつ生まれたの?

スコーンは1513年に誕生されたとされていて、
もともとは、あらびきの大麦粉を使って焼いていた「バノック(大きくて平たいパンの一種)」というパンが起源ではないか?と考えられていました。
現在の形になったのは、ベーキングパウダーやオーブンが普及してきた19世紀半ば頃とされています。
なんでスコーンと呼ばれてる?

スコーンの名前のルーツは2つの説があります。
- スコットランドの古い言葉ゲイル語のSgonn(ひと口大)からきている説
- イギリス・スコットランドのバースにある「スコーン城」の歴代国王の戴冠式し使われた椅子の土台石がThe Stone of Destiny(運命の石)と呼ばれ、ソレに由来する説
②の説が有力とされていて、スコーンは石の形に焼き上げられることが多いのはそのため。
腹割れスコーンを作る3つのコツ

腹割れスコーンを作ろうとして上手くいかない!っという方へ
腹割れスコーンを作る時の3つのコツを紹介しますね。
材料をしっかり冷やす
腹割れは温度差があった方が起こりやすくなるため、材料はしっかり冷やしてください。
スコーンを作る時に使う、バター・牛乳・卵・粉も使うまで冷蔵庫で冷やしておくと良いです。
バターは細かくキューブ状に切っておくと混ざりやすく冷えたまま短時間で作業するのもポイント
フードプロセッサーを使う
混ぜるときはフードプロセッサーを使うと短時間で作業できてよいです。
ただし、生地の練りすぎには注意してください。
生地ができて、成形する時は2~3回折って層を作り、最後に上から少しだけ生地を押して、生地を軽く密着させておくと腹割れしやすくなります。
折る時には、打ち粉をしながら層を作ると、生地と生地が必要以上にくっつかなくなるので良いですよ。
高温で一気に焼く
オーブンは200~220℃の高温で一気に焼きます。
焼くときも高温で一気に焼くと、温度差が起きやすくなるため、腹割れがしやすくなります。
ひとこと

今回はスコーンについての書かせてもらいました。
スコーンは
- 1513年にイギリス・スコットランド地方で誕生
- スコーン城の戴冠式で使われた椅子の土台石が名前のルーツ
- 材料を冷やして、フープロで手早く作り、高温で焼くのが腹割れのコツ
でした。
スコーンはプレーン生地でも十分美味しいですが、チョコチップやドライクランベリーなどのフルーツを入れて焼き上げてもすごく美味しいです。
ジャムを塗っても美味しいので、フルーツの美味しい時期にはスコーンが欲しくなりますね。
是非、アフタヌーンティー(午後のお茶会)を開くときにはスコーンを食べながら楽しんでください。