こんな子に読んでほしい記事です。
ですので、この記事は
- 最初に買うべき2冊の本
- どうして2冊か?
などを書いていきます。
【厳選】最初に買うべき2冊の本

最初に買うべき本は、
- プロのためのわかりやすいフランス菓子
- 味の美学
この2冊です。
どんな本で、選んだ理由も説明していきますね。
プロのためのわかりやすいフランス菓子
『プロのためのわかりやすいフランス菓子』はフランス菓子の基礎が全て載っています。
監修は辻製菓専門学校。著者は同校で製菓技術顧問をされている「川北末一」さん。
『プロのためのわかりやすいフランス菓子』で学べること
- 道具の知識
- 材料の知識
- お菓子の歴史
- 100を超える伝統的なお菓子のレシピ
など
道具の知識
パティシエとして必須の道具の名前(フランス語も)・種類・使い方・などがイラスト付きで載っています。
材料の知識
卵・小麦粉・乳製品など、お菓子作りをするのに必要な材料が載っています。
ケーキに使えば更に変わる、違いを知っていれば作れるお菓子のバリエーションも増えるからね。知っておいて損は絶対にない
お菓子の歴史
お菓子の歴史が年表で載っています。知らなくてもお菓子は作れるけどね。
今、当たり前のように買えるケーキは数百年前からの進歩があってこそのもの。お菓子作りが好きなら歴史を知れるのはけっこう面白いと思うよ。
伝統的なお菓子のレシピ
スポンジ生地・シュー生地などカテゴリ別に分けられ、レシピ・作り方が写真付きで載っています。
ルレ・オ・フリュイ(フルーツのロールケーキ)、シュー・ア・ラ・クレーム(シュークリーム)など見慣れたお菓子もフランス語で載っているので勉強になりますよ。
レシピは日本語なので安心してください。
味の美学(著:寺井則彦)
「味の美学」は『パティスリーエーグルドゥース』のシェフパティシエ寺井則彦さんの著書
「味の美学」を厳選の1冊に選んだ理由は、他のレシピ本と異なり比較と失敗が載っているからです。
「味の美学」でレシピの他に学べること
- 失敗と比較
- 寺井さんのパティシエとしての考え方
- 専門的なプロの道具
- 豊富な飾りのバリエーション
- 作業風景
作業風景の写真にも臨場感があり、すごくリアルに感じることができます。
今回は、「失敗と比較」についてだけ説明します。後は買ってのお楽しみと言うことで
失敗について
「味の美学」には失敗のなぜ?がわかるから理解がしやすいです。
例としてシュークリームで見てみましょう。
シュークリームの皮を失敗する主な原因
- 生地に卵を一気にいれる
- 生地が冷えている
- オーブンを途中で開ける
失敗の原因をするとどうなるか写真付きで載っているので、
「こうゆう失敗しないでね」って言われている気持ちになります。
比較について
「味の美学」では作るものは同じでも配合の違いでどう変わるのか?違いが比較されて書いてあります。
例としてプリンを見てみます。
プリンのレシピを変えた比較
- 全卵と牛乳
- 卵黄・全卵と牛乳・生クリームを半々
- 卵黄と生クリーム
それぞれでプリンを作った場合、どう違うのかが写真付きで載っています。
材料の配合が変わると、どう違くなるのか知れる本は、滅多にないので貴重です。
でも、どうして2冊?

お菓子の本は、素晴らしいものが多くパティシエを目指すのであれば読んでほしい本はたくさんあります。
ただ・・・値段が高い!
ほしい本を全て買っていたら××万円かかってしまう・・・
パティシエを目指すために本を読むのは大切ですが、道具や食べ歩きにもお金をかけてほしいです。
まとめ

パティシエになりたい子が最初に買うべき本は2冊!
- プロのためのわかりやすいフランス菓子
- 味の美学
でした。
僕もこの2冊は、勉強しなおしたいとき・迷ったときに読んでいます。
実際に「エーグルドゥース」にもお邪魔して、ケーキ3個買って近くの公園で食べて、昼ご飯食べずに帰りましたねww(めっちゃ苦しかった・・・w)
色んな意味で思い出深い本です。
他にも紹介したい本はありますが、また別の機会にできればいいなと思っています。