フィナンシェとは?~フィナンシェのルーツとよくある失敗~

今回は、みんな大好き『フィナンシェ』のお話です。
フィナンシェは、外がカリッと焼き上げられ、中はしっとりとしている人気の焼き菓子です。
でもそんなフィナンシェが何で長方形なのか?を知っていますか?
もし知らないのであれば、今回この記事はお役に立てるはず^^
お金持ちに近づけますね🤥🤥🤥
だもんで、今回の記事は、
- フィナンシェとは?
- フィナンシェのルーツと形の意味
- フィナンシェのよくある失敗
などなどを知りたい方に読んでもらいたい記事です。
より深く知ってもらえたら、もっと美味しく食べれること間違いなしです。
ちなみに、
フィナンシェとは?
フィナンシェとは、アーモンドパウダーと小麦粉、卵白、砂糖、バターを混ぜ合わせて焼き上げたお菓子です。
フィナンシェはフランス語で「金融家」を意味し、長方形のかたちは金塊(インゴット)を表現しています。
フィナンシェのルーツと形の意味
フィナンシェのルーツに関しては諸説あり、一番有力なものが、フランスのパティシエ「ラヌ」さんが生み出したとされる説です。
このことに関しては、1890年に販売されたピエール・ラカン著「フランス菓子覚書」に記述があったことが確認されています。
当時、フランスの証券取引所近くにお店をだしていた「ラヌ」さんが、忙しい金融家たちがスーツを汚さないようにパパッと食べられるようにと作られたのがフィナンシェ。
金塊をモチーフに作られたフィナンシェですが、現在ではパウンド型やリング型などお店によっていろいろ変わり形よりも生地(レシピ)で判断されることが多くなりました。
フィナンシェのよくある失敗
フィナンシェの失敗としてよくあるのは
- 生地がうまく混ざっていない
- 型の扱いが良くない
ことが考えられます。順番に説明していきます。
生地が混ざっていない
生地が混ざってないと言っても、ガーッと混ぜればよいわけではなく。
混ぜる時の温度に気を付けてください。
バターの温度と合わせる生地の温度差を少なくし、出来上がりの温度を40度前後になるように意識することが大切。
型の扱い方がよくない
オーブン内での生地の状態は型の材質によっても変わります。
ブリキやアルミなどの型は、バターを薄く塗ることで失敗を防げます。
型がテフロン加工をしてあるものなら、そのまま生地を流してキレイに焼けますよ。
初心者の方にはテフロン加工など、扱いやすい型がおすすめですね。

ひとこと
今回は『フィナンシェ』について書きました。
フィナンシェは、
- フランスのラヌさんによって作られた(諸説あり)
- 作る時の混ぜる温度に注意
- 型の扱いに注意
でした。
フィナンシェは、コンビニやスーパーでも気軽に買えるようになり、より身近な焼き菓子になってきましたね。
お客さんの中でも、「マドレーヌよりフィナンシェが好き」という方は多かった印象があります。