今回は、みんな大好き『マカロン』のお話です。
マカロンはカラフルで見た目が可愛く、甘くておいしいので女性にも大人気のお菓子。
ラッピングすると、可愛さが止まらなくなるのでプレゼントされたら好きになっちゃいますよね🤥
そんな、マカロンは意外と歴史が古く、約1200年前に原型ができた言われています。
ちょっとでも興味がでた方は、是非読んでいってください。
だもんで、今回の記事は、
- そもそもマカロンってなに?
- マカロンのルーツ
- マカロンのよくある失敗
などなどを知りたい方に読んでもらいたい記事です。
より深く知ってもらえたら、もっと美味しく食べれること間違いなしです。
ちなみに、
そもそもマカロンってなに?

マカロンは、イタリア発祥の古い伝統菓子です。
卵白・アーモンドパウダー・粉砂糖を混ぜ合わせて丸く絞って焼き、クリームを挟んだお菓子。
一般的には、3~5㎝の大きさで焼いてクリームをサンドして売られています。
スポンジをマカロンに変えてバースデーケーキのようにトッピングして作るお店もありますね。
マカロンのルーツ

マカロンの元になったお菓子
マカロンの元となったのは「マカローネ」というお菓子。
8世紀に、イタリアのヴェネチアで僧侶のヘソをまねして作られたお菓子のようです。
マカロンはフランスへ
マカロンは16世紀に、イタリアの都市フレンツェの富豪の娘カトリーヌ・ド・メディチがフランスのアンリ2世に嫁いだことによりフランスに伝わります。
マカロンは、卵白やアーモンドパウダーを使って作るため、たんぱく質が豊富で栄養価が高いことが注目され、肉食を禁じられていた修道院で大人気になりました。
その後は、各地の修道院へひろがり
- クッキー風マカロン「マカロン・ダミアン」
- 平たいマカロン「マカロン・ナンシー」
など、いろんなマカロンが作られるようになったようです。
ただ・・・残念なことに、その後のフランス革命で一部のレシピは失われてしまったようですね。
現代のマカロン発祥のお店
マカロンといえば、ガナッシュやバタークリームをサンドしてあるのが当たり前だと思います。
その「当たり前」を作ったお店が、フランスの老舗パティスリー「LADUREE(ラデゥレ)」です。
1930年代にガナッシュをサンドしたマカロン(マカロン・パリジャン)が発売され、今では世界中で売られるようになりました。
今では日本でも買えますが、超高級品・・・一生に一度は食べてみたい一品ですね。値段だけでも見ていってください⇓(笑)
マカロンのよくある失敗

マカロンを手作りする時に、失敗しやすい作業として「マカロナージュ」があります。
「マカロナージュ」は生地を混ぜた後、メレンゲの泡を潰しながら生地を良い状態にすることです。
このマカロナージュで生地の状態がどうなったか見るのが成功への近道です。
それでは、失敗例をいくつか紹介していきます。
表面にヒビやしわができる
- 乾燥が十分にできていない
- マカロナージュ不足
の2つが原因の可能性が高いです。
マカロンは生地を絞った後、焼く前に表面を乾燥させます。
20~30分ほど常温に出しておき、指で表面を触って生地がつかなければOK。
指につく場合は+10分待ってみましょう。
マカロナージュをやりすぎた場合も乾燥に時間がかかるので注意です。
ピエがでない
- メレンゲの泡立て不足
- 乾燥が十分にできてない
の2つが原因の可能性が高いです。
メレンゲはしっかり角が立つまでたてて、乾燥をしっかりしましょう。
メレンゲをしっかり立ててあれば、マカロナージュで生地の状態は調整ができるので、メレンゲがバサバサにならないように注意だけはしましょう。
ひとこと

今回はマカロンのルーツとよくある失敗を紹介しました。
- マカロンはイタリア発祥
- 現在のマカロンを作ったのは「ラデュレ」
- マカロン作りはメレンゲをしっかり立てる
- マカロン作りしっかり乾燥
- マカロン作りはマカロナージュで良い生地を作る
の5つが今回伝えたいことでした。
マカロンはフランス発祥と思っている方が多いと思いますので、イタリア発祥に驚かれた方も多いのではないでしょうか?
僕自身もずっと「ラデュレ」さんが発祥だと思っていたので、初めて知ったときはビックリしました。
マカロンはサンドするクリームを変えたり、生地の色をカラフルにしたり、今でも進化を続けているお菓子です。
贈り物にも喜ばれるおかしなので、いつかは大切な人へ是非「ラデュレ」の最高級マカロンをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?