【天才?】プロから見たパティシエとして最強の才能とはなにか?
プロから見て、才能あるかどうかってわかるのかな?
うちの子供がパティシエになりたがってるけど向いてるのかな~
こんな方に読んでほしい記事です。
パティシエを目指す方・パティシエになりたての方にとってパティシエの才能とは何か?自分に才能があるかどうか気になるところだと思います。
一般の人が考えるパティシエの才能としては、
- 圧倒的なセンス
- 絶対的な味覚
- 繊細な飾りの技術
この辺のことを思うのではないでしょうか。
プロとしては、金持ちパティシエの家に生まれることだと思いますね。
(出典:キングダムより)
冗談はさておき、元プロからするとそういった才能よりも『好きでいること』が最強の才能だと思います。
なぜなら、技術もセンスも努力次第で得ることができますが、その努力は好きなことでなければ続けることが難しいからです。
そして経験上パティシエをしていくなかで、最初は好きでも、ずっと好きでいることがとても難しいと感じるからです。
ですので今回は、パティシエ最強の才能である『好きでいること』について深堀していきます。
パティシエに限らず、どんな仕事でも当てはまることがあるので、ぜひ最後まで読んでいってください。
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にほんブログ村好きでいることが最強の才能である理由
冒頭でも書いた通り『好きでいること』が最強の才能である理由は、パティシエになるための努力は好きじゃないとなかなか続かないからです。
- ナッペの練習
- 絞りの練習
- テンパリングの練習
など、こういった練習を苦痛と感じる人もいれば、楽しくて努力とも思わない人もいます。
努力を努力を思わない人は、それだけで最強の才能を持っていると言えるでしょう。
パティシエではありませんが、野球選手のイチロー選手は、「小さいことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」という名言を残しています。
どの分野においても、『好きでいること』を突き詰めることができるのは才能ということです。
『好きでいること』の難しさ
好きなこと・趣味を仕事にすると嫌いになるなんてことはよく言われます。
パティシエも同じように、最初は好きでもイヤなことはが1つ2つ・・・たくさん、こなしていると嫌いになるかもしれません。
例えば、
- わからなかったら聞いてと言われて聞いたら怒られるとか
- やっていないミスを自分のせいにされたりとか
- 部下に仕事を押し付けてYouTubeみてる上司とか
- クリスマスに徹夜とか
- 2週間休みなしで働くとか
いろんな意味の分からん理不尽なことは、ちょいちょいあったりします。(上記実話)
僕自身も、イヤなことがいろいろあってパティシエをやめた経緯があるので、好きでいることの難しさは身をもって知っています。
それでも、そのお店で得られる技術や知識があったりするなら頑張って踏ん張らなければできないこともあります。
こんなイヤなことがあっても、パティシエを続けられるというのは好きでないと難しく誰にでもできることではありません。
イヤなことがあっても好きでいられるというのは才能と言っても過言ではないです。
才能を開花させるコツ
ムリヤリ好きでいるというのも変な話ですが、好きでいたいのにイヤなことに耐えられないという方はいると思います。
そのため、『環境』というのはとても大切です。
いくら好きな仕事でも、イヤなことが多すぎたら好きではいられませんからね。
もちろん、すべてが100%思い通りにはならないので、具体的に【何がイヤなのか?】『イヤだけどコレは我慢できる』など分けて考えてみると答えば見つかります。
- 労働時間が長い→働く場所を変える
- 給料が安い→賞をとって自分の価値を上げる
- 好きなものだけ作りたい→独立する
この共通点は、主体性をもって『自分で決めて動くこと』です。
好きなことを続けるには、その状況を自分で創れるようにならないといけません。
つまり、『好きでいること』は才能ですが、才能を活かすも殺すも自分次第ということです。
環境が悪いと思ったら、転職や独立を視野に入れて、技術や資金の準備をすすめるのも『主体性をもって動く』ってことだよ
勘違いされやすい才能
才能というのは、勘違いされやすいと思います。
というのも、一般の方や業種外のかたから見たら『才能=結果』だからです。
- 有名出身学校
- 有名ホテルでの勤務
- 様々な受賞歴
こういったキャリアをもっている人を『天才・才能ある人』と判断しますよね。
要は、才能があるから結果をだせた・・・のではなく、結果をだした人を『天才』と呼んでいるんです。
幼いころに言われる、『こ・・・この子は天才だ!』ってのは、よほど優秀なコーチかマンガのなか又は後付け話でなければ、なかなかないです。
才能があるからやる・やらないではなく、好きならやってみた方が結果はでやすく、自分や子どもに才能があるかは『やらないとわからん』のです。
誰しも『才能:お菓子好きレベル1』から始まるということなので、好きならやった方が良いです。
天才かもしれん
ひとこと
今回は、最強の才能について書かせてもらいました。
パティシエに限らず、『好きなこと』を追求する・できるというのは才能です。
- 環境を選ぶ
- 主体性をもって動く
- 好きな環境を自分で創る
10年くらいパティシエやってると『好きでいること(いられること)』以上の才能って無いように感じました。
好きを少しづつ育てて、才能を開花させるってことが天才の入り口なんだと思います。
もしも、自分のお子さんが『何かをやりたい』と思ったら天才の入り口にいると思った方が楽しいかもしれません。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。