【意外と知らない】アレルギーで悩むパティシエの考え方

タイゾー

私、アレルギーがあるんだけどケーキ屋さんで働くのは難しいかな?

息子がパティシエになりたいっていうんだけど、小麦アレルギー持ってるから無理かな~

こんな悩みを持っている方へ読んでもらいたい記事です。

パティシエに限らず食品に関わる仕事では、小麦や卵を扱うためアレルギーはハンデになります。

中には小麦アレルギーが悪化して、パティシエを辞めるケースは実際にありますからね。

なかなか避けようがないことですが、仮に同じ状況になったらどうしようか?と考えるキッカケになればいいなと思い記事にしました。

よかったら最後まで読んでいってください。

タイゾー
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キャリア約10年の元パティシエ兼個人投資家です。美味しいもの食べて、お金にこまらない生活をめざして活動中。ぼくの情報でみなさんの幸せを少しでも役たてたらうれしいです。製菓衛生師、ファイナンシャルプランナー3級
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そもそもアレルギーとは何か?

アレルギーとは、自分の体を守る「免疫」のバランスが崩れて、過剰な免疫反応が生じることです。

「免疫」が「抗体」を作ってウイルスなどから体を守ってくれるのですが、免疫機能がバランスを崩すと、くしゃみ・鼻水・喘息・蕁麻疹などの過剰反応をします。

それを「アレルギー反応」と言います。

さらに、いままで普通に食べてたリンゴやモモが、大人になってからアレルギー反応が出るといった【後天性アレルギー】と呼ばれる現象も増えてきているようです。

僕も小麦アレルギーを発症しましたが、軽度でしたので仕事に影響はなかったです。

パティシエに関わるアレルギー

アレルギー持ちのパティシエの方は、自分を含めてけっこういます。

  • 卵アレルギー
  • 小麦アレルギー
  • リンゴ・モモ・キウイなどのアレルギー

など、普段仕事でかかわりが強いものでもアレルギーはあります。

軽度であれば、かぜのように鼻づまり・くしゃみ程度ですが、発熱や蕁麻疹などの症状もでる場合があるので自分がアレルギーであるか調べてみてください。

アレルギーの調べ方

自分がアレルギーかどうかは、アレルギー専門の病院で調べてもらうことができますので、

  • 目や肌のかゆみがある
  • 発疹がある
  • くしゃみがでる

など、今までなかったような違和感を感じたら、はやめにアレルギー専門の病院で検査をすることをおすすめします。

金額にもよりますが、1回の検査で卵や小麦・犬・猫など、どんなアレルギーをもっているか、軽度か?重度か?までわかるので近くの病院に聞いてみてください。

僕の場合は、5段階でアレルギーの重症度が分かるようになっていました。

小麦のほかに犬アレルギーでしたが、ガンガン犬とじゃれあってます。それで何かあっても後悔はない!

知った上で、どう向き合うかってことですね。

アレルギーだとわかった時の考え方

自分がアレルギーだとわかった・またはかなり重度でパティシエの仕事をするのがムズカシイ場合があります。

それでもパティシエを続けたいのであれば、アレルギー素材を使わないお店で働く・開業する道もあります。

例えば、小麦アレルギーなら『築野食品』さん↓のように、グルテンフリーの米粉を扱った焼き菓子を作る考え方ができます。


街のパティスリーやコンビニスイーツは、ほとんど小麦を使っていますから、食べられるお菓子が少なくて困っている方は意外といます。

そういった同じ悩みをもった方へ向き合うパティシエの考え方も1つの道です。

アレルギーになってしまっても悲観的にならず、『自分にできることは何か?』と考えて向き合うことがとても大切だということですね。

グルテンフリーお菓子屋さんの豆知識

グルテンフリーのお店専門でなくても、普通のケーキ屋で米粉の商品を作ればいいと思うパティシエもいるでしょうが、それはできません。

重度のアレルギーを持つ方には、工房で舞ったわずかな小麦にも反応してしまうからです。

アレルギーというのは、それぐらい繊細に扱う必要があるので、店内に小麦を一切入れない米粉専門店などのように徹底しないとできないことなんです。

アレルギーに関して詳しくないお客さんもいるので、売る側がシビアに考えておいた方が安全ですよ。

ひとこと

今回は、パティシエのアレルギーに関して書かせてもらいました。

後天的にアレルギーになってしまったら

  • 病院で検査をしてもらう
  • 重症度に応じてどうするか考える
  • 自分のアレルギーと前向きに考える

でした。

世の中には、僕も含め小麦アレルギーでもパティシエをやっていた人は結構いますが、それも軽度であればの話で、重症化しては難しいこともあると思います。

ちょっとでも、自分の体調がおかしいと感じたら、一刻も早く病院へ行くようにしてください。

そのうえで、パティシエを続けるのか、アレルギーを避けて仕事をさせてくれるのか、お店と相談したりしてください。

大切なのは1人で悩まないことですので、前向きにお菓子と向き合えば、いろんな道が見えてきますからね。

ここまで、読んでくれてありがとうございました。

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